わきがの手術・切除法
わきがの手術である切除法とは、わきの下の皮膚をアポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺と共に切除してしまう手術です。皮膚をラグビーボール状に取り除き、範囲はかなり大きくなります。

皮膚を取り除いて皮膚の皮を縫い合わせることが可能な範囲を切除しますから、幅が5cmから大きい場合には15cmほどと、かなり広範囲に切除してしまうのです。わきがの臭いの原因は皮膚の下にあるので、大きく取り除いてしまえば原因はなくなってしまうことになりますが、切除可能な範囲よりわき毛が生えている部分というのは大きいですから、完全にわきがの原因を切除してしまえるわけではありません。
しかも、皮膚を大きく取り除いてしまうため、回復しても傷跡は大きく残ってしまうことになってしまいますし、大きな手術になりますから入院期間も2~3週間とかなり長い期間入院する必要が生じます。
傷跡の他にも、もうひとつ後遺症が残る可能性も考えておかなければなりません。大きく皮膚を切除するので、わきの下の皮膚がひきつれを起こしたり、皮膚が神経を圧迫して腕の運動に障害が生じたりするケースもあります。
この切除法は昔から行われてきたわきがの手術ですが、以上のような傷跡や後遺症の問題もあり、現在はあまり行われていない手術方法です。