エクリン汗腺・アポクリン汗腺
汗にはエクリン汗腺からでる汗とアポクリン汗腺からでる汗とがあります。エクリン汗腺からの汗は体温を調節するために発汗したり、緊張して発汗したり、辛いものを食べたりした時にも発汗します。

もうひとるのアポクリン汗腺からの汗は、わきがの原因になってしまう汗なのですが、そもそも体臭をだすためにある感染なんです。
なぜ体臭をわざわざだすための汗腺があるのか理解できないという方もいらっしゃるでしょう。
人間は進化の過程で、体毛が少なくなってエクリン汗腺が発達し、エクリン汗腺からの汗で体温を調節するようになりました。もうひとつの汗腺であるアポクリン汗腺は退化していったのです。哺乳類のなかでもエクリン汗腺をもつのは人間を含み一部の高等動物だけです。例えば、犬が舌をだして呼吸をし、体温を調節しているということは皆さんもご存知のとおりですね。
動物の場合では、今でも異性を惹きつけるための性フェロモンの役割をしたり、相手を識別するためなどに役立っているのです。人間のアポクリン汗腺が退化したといっても、昔の名残で人間のわきの下や乳首のまわり、性器のまわりなどに残っています。
また、アポクリン汗腺からでる汗には男性でも女性でも性ホルモンが含まれており、やはり人間のアポクリン汗腺も性フェロモンと関係していたと考えられているのです。